「凄く小柄な子で中学生かと思ったよ。でも顔はしっかりしてたから高校生かな。可愛らしい子だったよ、でも何かあったのか泣き腫らした様な顔をしていてね。君なんかしたのかい? 」
『……、分かりません。ありがとうございますっ』
「彼女の事は大事にしなきゃダメだぞ」
そう言うと柔らかく微笑んで戻っていくおじさん。
泣き腫らした……?
手紙を開くと変わらず綺麗な文字で、書かれた文章。
体調が悪くて泣いていたのか……?
具合は大丈夫なのであろうか。
そして何故か名取川サンとピッタリ重ね合わさる、おじさんの言葉。
『どうなってんだよ……』
俺は手に持った手紙をグシャッと握った。

