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明日……遂に九条サンの正体がわかる。
そんな事を思っていたら、いつの間にか授業が終わってHRの準備を周りは始めていた。
私も続いて始め、丁度帰りの準備が出来たところで担任の先生が入って来た。
「よ〜し、座れお前ら〜。11月の半ばにやる文化祭の準備をそろそろ始めなきゃなんね〜んだ。だから適当に実行員決めてやる事決めといてくれ」
なんて適当な先生なんだっ!
でも、またこの緩さが皆にとって親しみが湧きやすく人気なのである。
「やりたい奴〜? ほら手ェ挙げろ〜、居なかったら学級委員やれよ〜」
明らかに学級委員は嫌な顔をした。
そりゃ面倒事だからやりたい訳が無いだろう。
するとバッと唯ちゃんが席を立つ。
「先生〜! 絶対男女じゃなきゃ駄目とかありますか〜! 」
明るくよく通る声で質問をする唯ちゃんに、面倒くさそうな先生は〝あ〜、別になんでもいいんじゃね? 特になんも言われてねぇーし〟と言われる。
すると嬉しそうに笑った唯ちゃんは、私の方を見てニッコリと微笑む。

