それは何故か…… 。
「桜子〜? 最近元気だね? 九条サンと何か進展あったの? 」
『 ふふ、あのね唯ちゃん! 私九条サンと遂に会うことになったの! やっと正体がハッキリするんだ! しかも、コンクールにまで招待されて生で演奏を聞けると思ったら嬉しくて』
私が嬉しいとでも言うように笑うと、唯ちゃんも釣られて〝良かったじゃん! 〟と言えば笑い返してくれる。
「 でも……、最近音楽室行ってないよね? どうして? 」
不思議そうに私に、問いかけてきた唯ちゃんに私は笑いかけた。
『 コンクールまで音楽室で練習したいからって! 私にはアリーナで聞いてほしいって言ってくれて』
「そうだったんだ! じゃあ、楽しみだね? 」
『うん! 凄く楽しみっ』
私は卵焼きぱくりと1口食べ、ふふっと笑う。

