『 きらきら星でしたよね。
普通のきらきら星と違くてとても新鮮でした!
とても楽しそうで、こっちまで気持ちが明るくなりました。
綺麗な音色をいつもありがとうございます。
❀』
私はそれを書いたメモを置けば、いつも通り準備室に身を隠す。
ドアの近くに腰を下ろして彼の音色が鳴り響くのを待った。
その次の日――。
『 正解。君がわかるような曲を弾いてみたんだ。あれはきらきら星変奏曲って言うんだ。
小さい頃からよく聞いてたんだ。
後、君が良ければ何だけど10/1(日)にあるコンクールに来ないか?
知り合いのヴァイオリンのコンクールなんだが、それの伴奏をすることになって良ければ来て欲しい。
それで、出来ればその時君と会ってみたい
九条 』
『 ……うそ。こんな早くに』
少し経ってから、こっちから会うことを誘おうと思っていたがこんなにも早く相手から誘われ、とても驚いた。

