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「お〜い。猛くーん! 起きてくださーい」



誰だよ……。今日は誰も来ない予定のは、ずっ!


バッとベッドから起き上がると思いっきり、でこに何かが激突したのかジンジンと痛みを感じる。



「いってぇな……。猛くん! 折角昌くんが起こしに来てあげたのに」


『また、てめぇかよ。んだよ昌』


転んで頭を抑えてる昌を見れば、呆れた様にハァと溜息を吐けば頭を掻く。



「そんな事言うなよ猛〜! 今日は男子会を、しよう! 」



その場に立った昌は、誇らしげにふふんと笑うとタラーンと効果音がつきそうな様子でテーブルに広げられたお菓子や飲み物を手で指す。



『あぁ? 男子会? ……はぁ』