・・・なんて言ったらいいのか。
彼女、という実感が、未だにない。
 
だけど
この人に大切にされたら
きっと、すっごく
幸せだろうな。


・・・なっていいのかな、彼女に



私はものすごい集中力を全世界から吸収し、
課題に取り組んだ。

「そこ、違う」

「それは、ナポレオン法典のところ、見て」

「ここの・・革命んとこの説明が・・」


ちょいちょい、ティーチャーモードの一之瀬君に指摘を受けながら、無事、課題完了。

『やったーー!
 一之瀬君のおかげで、パーフェクトだっ!』