食べ終わってから、なんと私たちは
健全に
真面目に
世界史の課題に取り掛かった。



「俺が教えてやるよ。
 そうすれば、タクヤに聞く必要ないだろ」

そう言って、私の苦手な19世紀のヨーロッパ
について、アホな私にもわかりやすいように
まずは要点をまとめ、それぞれのポイントを
教えてくれた。

すごくわかりやすくて
びっくりした。
でもそれ以上に
急にタクヤ先生の話をしてきたことに
もっとびっくりした。