この時間はキミだけを

いないかな。

時刻は7:38

朝練のある部活動なら、活動を始めているかもしれない。

かといって、彼が何部に所属しているかなんて知らないのだけど。

除きすぎると怪しいので、学校の周りを回るだけにした。

正確に言えば、する予定だった。

いた。

剣道部…。

袴を着て「1ツ 2ツ」と誰よりも声を張り上げ、練習をしている。

遠目なのに。

一際目立つ彼。

身長が大きいからなのか。

私にとってそれほど特別だからなのか。

わからない。

見とれてしまった。

電車…やっぱり変えられちゃったのかな。






長い時間見とれてしまった。

彼らが解散したと同時に私もここから離れることにした。

5分ほど歩いた時

“___あの。”

後ろから声がした。