翔の部屋の窓から見える青空を見上げながら待った。 しばらくして翔が口を開いた。 「ごめん、一生懸命、思いだそうとしたけど もう、無理だ。わからないよ。」 翔はすごく申し訳なさそうな顔をして言った。 そっか。やっぱり、無理なんだ。