そらから、ずっとそのことを考えていた。 信じたくないけど受け入れなければならない現実。 翔は私のこと。 私の記憶すべてをうしなっていた。 それがもとからなかったかのように。 でも、それは私のせいだ。 私のせいで翔は事故にあって私との記憶をうしなってしまった。 その現実はあまりにも悲しすぎた。 その後も、私は泣き続けた。