気づいたら、毎日、毎日泣いていた。 毎日、寝ても覚めても泣いていた。 毎日、翔に会いに行く度、ごめんねって謝った。 自分だけが前と変わらず、生活していることが 申し訳なくなった。 毎日、ふとした瞬間にあの日のあの時のことを 思い出してしまう。 クリスマスイヴの日。 私が怒らずにちゃんと話を聞いていたら 後になってすごくすごく後悔した。 自分はこんなにもダメな人間だったんだ。 私と翔が逆だったら良かったのに。