このことを知った日から
私の心の時間はとまってしまった。
私は翔にひどいことをしたのだ。
自分のせいで翔は目を覚まさないんだ。
毎日、毎日、自分を責めた。
でも、翔はきっと目を覚ましてくれるはずだからと
毎日、信じて毎日病院に行った。
翔が目を覚ましたらすぐに謝るつもりで。
私がしたことは本当に最低なことだ。
簡単に許されることじゃない。
許してもらえないかもしれない。
それでも、いいと思った。
翔が目を覚ましてくれるなら
それでいいと。
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