生徒会の甘い罠

このままではゴールデンウイーク返上で学校に缶詰になるかもしれない。


その焦りから手はスラスラ動くんだけど、自信がもてないんです。


これはもう負のサイクルにハマってるのかも…………。


一度手を止めて廊下に出た。


部活の最中なのに、声一つもない。


「ご苦労さん」


目の前にパックのカフェオレが。


「巧さんは終わったんですか?」


「今終わった。今回は生徒会の取材だからふざけたこと書けないしな」


壁にもたれかけながらメロンパンを食べ始めた。


至福の瞬間なんでしょう。恵比寿顔ですねえ。