生徒会の甘い罠

夏休みに突入したのはいいけど、やっと雨がやんでくれた。


それでも気持ちよく晴れてはくれない。


こんな灰色の空をいつまでも眺めてられないよ。


カラオケ屋に松矢を呼び出した。


呼び出したと言っても、途中で合流して二人でカラオケ屋へ。


完璧に保護者に見られてるので受付も普通に終わりました。


「どう?レパートリー増えた?」


「引きこもってますからなかなか」


丈二らに松矢の仕事のイロハを叩き込んでる最中だ。


「見込みありそう?」


「そうなってくれないと困ります」


松矢は一息ついた。


「お嬢さんには感謝してます。久しぶりに外に出る機会いただいて」


「たまには気分転換も必要よ」