生徒会の甘い罠

私が個人的にやらなければならないのはこれでした。


私自らおじいちゃんの家に遊びに行かず巧さんたちとクリスマスパーティーを楽しむこと。


それをママには内緒にしておいてほしいと松矢を通じてお願いすること。


目的は果たしたから、今日は私がお金を出します。


「パーティー楽しそうですね」


「松矢?どうしたの?」


松矢の口からこんな言葉が出てくるとは。


わからなくはないよ。


私以外のお店にいる人は松矢を見ての第一印象はさわやかなイケメンさんでクリスマスは彼女と一緒に過ごすんだろうなって思うよ。


一般社会に順応してるもん。


「子供の頃思い出しました」


「プレゼントもらった?」


「最初は筆記用具でしたね。次にノートで、最後にもらったのが国語辞典で」