生徒会の甘い罠

現在進行形で体調不良の笹尾先生のお言葉と言うかアドバイスがいつにも増して心にグサっときましたよ。


ホームルーム終了後、俺の視界にもう京花がいた。


「何でさっきシカトしたのよ~」


「いいとこだったんだよ。お前の言いたいこと笹尾先生話したからいいじゃん」


「まあ、おめでとさん。コーディネートさんサマサマだわ」


「まあなーー」


京花は何の前触れもなくいきなり俺の耳に顔を近づけてきた。


クラスのみんながいる中で魔性の女の行動を起こそうとしてるよ。


「お礼はしなさいよ」


俺の耳は健康そのものだなあ。


めちゃくちゃ京花の声がキーンと聞こえる。


「わかってるよ」


「冬のデートはもうたまらないでしょうね」