生徒会の甘い罠

イヤホンのおかげで完全に自分の世界に入ることに成功した。


時々周りをチラ見するが、俺に変な目は向けられていない。


それどころか、いつもの朝の光景だった。


仲良しグループが集まりああだこうだトークしてるんだろう。


間違いなくトークのネタになってるから、ギリギリまでイヤホンつけてゲームーー。


…………。


誰かに肩を揺らされてる。


まあ大体は想像はつくが…………。


…………。


やっぱり。


京花が何か言いたくて言いたくてウズウズしてる。


俺は俺でゲームしたくてウズウズしてるし、今いいところなんだよね。


そんな俺をすぐに察してくれたようで京花は諦めて俺の前から退散した。


話したい内容はわかってるから、こうなれば笹尾先生の口から聞きます。