生徒会の甘い罠

…………こう言われちゃ何も言えねえなあ。


「二人だって言わないだけでそう思ってるんだから」


京花にそう言われた二人は今の今まで俺の隣にぴったりくっついて歩いてたのに、素早い身のこなしで京花に心変わりした。


「ほら、図星だから離れちゃったね」


「そう思ってたのか?」


かすかに首を縦に…………。


「それで意外とこだわり強くて困るんだなあ。お店の要注意人物一歩手前だよ」


俺も空気は完璧に読めない奴ではないから、京花の言いたいことは身に染みて自覚してる。


最初は愛想がいい店員さんが、次第に雑な扱いになっていくのが。


眉間のシワがあからさまなんだよ。