生徒会の甘い罠

静かな環境じゃなくてよかった。


ひそかに待ちわびていたんだけど、ついに…………。


ついに、二人きりのデートが実現する。


「いいですよ。遊びましょう」


「やっとカップルになるんだ」


気が早い京花さんに合わせるかのように私と巧さんは視線を向ける。


「気が早いぞ」


「いずれそうなるんだから、早くそうなっちゃいなよ。それで、いろいろと仲が進展したら親友としてのおいしいとこいただくつもりですからね」


パスタを食べながら秘めた野望を隠そうともせず披露した。


私たちは押し切られるような形で言葉が出てこず、パスタランチを食べ始めた。