生徒会の甘い罠

もちろん春とは比べるまでもなく辛い。


先生方もいつにも増して落ち着きがない。


夏休み明けの全校集会は校長先生の長い演説しか聞いていないので、今回もちょっとした修行だと覚悟を決めていた。


だけど、校長先生は空気を読んだみたいで、3分ほどで挨拶を終えた。


私もそうだけど、予想外だったのでうつむいていたけどみんな顔を上げた。


よし!!これで体育館から抜け出せる。


心が体育館から離れようとした時、教頭先生がなぜか壇上へ。


「みなさん暑いですけど、もう少しお付き合いください。私からみなさんにご連絡があります」


苦笑いを浮かべる教頭先生を見てかなりの生徒が敵意むき出しになったことでしょう。