生徒会の甘い罠

外にそれほど出ていなかったのか、赤城君の肌は白い。


「どうしたの?」


「一人なら都合がいいや。これあげるよ」


赤城君がリュックの中から出してきたのは菓子箱。


「これ、どうしたの?」


「あげるよ」


「え!?」


「夏休み日本にいなくて向こうにいたんだ。これは向こうのお土産だよ」


「いいよ~、みんなにあげれば?」


「みんなにもあげるつもりだけど、東藤さんには借りがあるから特別に一箱」


「安い借りなんだけど…………」


遠慮しても通用しなさそうなので、ありがたくいただきました。


「これでまだ借りがチャラになってないからね」


赤城君は相当私に恩があるんだなあ。


ガチ過ぎる借りが出来たら赤城君はどうするんでしょうか?