生徒会の甘い罠

さすが巧さん。最後に男の意地を発輝してくれてる。


自分から誘おうとしたんだし、ここで花火を見ないで帰るはずないよね。


あとさ、松矢がうまく場をつないでくれた。


一緒にいなければいけない口実が出来たよ。


後でバレて私の言うことに耳を貸さなくてもママのお茶友達がいるもんね。


多分いい方向に行きつつあるかな。


「君、ホントに大丈夫か?気合入れてあげるよ」


「そうですね…………、お言葉に甘えてお願いします」


松矢の気合入れ?


まさか平手打ち…………。


そうではなく、巧さんの背中をバシバシ叩いた。


「よし!!歩ける?」


「大丈夫です」


ちょうど花火が星一つない夜空に打ちあがる。


どさくさに紛れて巧さんの手を握る…………のはお預けにします。