真っ直ぐ届くその声…
ドキッと胸が高鳴った

「あっ…え…?!」

「言葉になってねーよ」

「だ…って宮崎私の事好きなの?」

「そーだって言ってるじゃん」

「ってことは…両想い?!」

「そーだよ…」

嘘…!!

こ、こういう時はえーと…

「…付き合ってあげても良いわよ」

「ぶっ。何で上からっ。」

「うるさい…」

「…本当素直じゃねぇな。
俺を杏里の彼氏にしてください」

そう言いながらクリスマスツリーの目の前で私に宮崎はキスを落とした

あのね…恋なんてどうでもいいって思ってた。
クリスマスなんていらないって…
でも、嫌いな人から大切な人と変わって気持ちを伝えることは大切なんだね。

貴方にも良いクリスマスが遅れますように…