その日の夜。

医「陽瑠ちゃん。明日、月夜くんと行っておいで」

う...そっ...。

『はい。ありがとうございます!』

先生が出ていってから気づいた。

私にはもう時間がないこと。
だから先生は許してくれたんだ。

最後の思い出作りに。

月夜、よろしくね。
そしてもうすぐ解放してあげるね。