あの日、花火大会に行ってから全て力を
出しきったように病気は悪化してしまった。

迷惑なはずなのに月夜は毎日来てくれる


『うっ...ケホッケホッ...』

月「陽瑠。大丈夫か?」

私が発作を起こしてもずっと側で背中を
さすってくれる。

『ごめっ...ありがと』

月「謝んな」