夜鬼「お前、何で隠れんだよ?さっきは隠れろって言っても隠れななかっただろーが」

塔子『…私、この人、ちょっと、苦手なの』

バツが悪そうに小声で、俺の後ろに更に小さく隠れる塔子の姿を見たら、何か胸の奥がちょっとむず痒かったーーー

清十郎『久しぶりだね。夜鬼、今夜の僕も美しい…だ…ろ?』

相変わらず、めんどくさいーーー

状況から見るに、塔子に清十郎が何かしたのは確かだろうーーー


夜鬼「俺の玩具になにした?」


清十郎『はて?何の事だろう?君の玩具?そんなの知らないよ…。。。僕が興味あるのは、君の神使だ…よ!!ね?愛しの、狐の君ーーー!!』

強めの瞬きーーー?嫌、ちげー、、、ウインクだった。。。強めの瞬きにしか見えない


夜鬼「狐の君って…リンの事...だよな?」

リン『私は、知りませんよ、、、こんな痛い人。。。何です?変な瞬きして、、、目でも患ってるんですか?』

リンは、平常運転だ。。。

塔子『…リンさん、ごめんなさい!!!』

リン『あぁ、なる程…ご愁傷様です』

リンは全てわかったように深い溜息をついた

清十郎『おや?匂いが違いますね…、、、男、、、男の匂いだ。。。』

そう言うとそいつは俺の後ろの塔子に抱きついた

ーーーおいおい、何なんだ!!!!!何か、すっげぇ、イラつくーーー