ーーー。。。

タイムリミットまで、後、5分しかない、、、

塔子「出口?入ったとこ、どこぉぉぉ?...喉元って?狭くなってたかな?...どこなのぉぉぉぉ(>_<)?」

ゴブリン『無駄ゲソよー。お前が、わけわからん草、探してあっちこっち行くから、迷子ゲソ。。。ざまーみろゲソ。お前は、あと5分の命ゲッソッソ!俺っちは、お前の死を見届けてから、ゆっくり出口を探すゲソー』

塔子「あんたねぇ!!!ゲソゲソ言ってる暇あったら、何とか役に立とうとか、思わないわけっ!?」

ゴブリン『思わないゲソ!どーでもいいゲソ!帰ってクソして寝るゲソ』
顔もムカつくけど、態度もムカつくっ!!


ーーー夜鬼の、激!目覚め草!

、、、このゴブリンが、殆ど食べた後で、、、探して、やっと1本だけ見つけたんだけど...帰り方が分からなくなっちゃった...

夜鬼ーーー?私、、、どうしよう、、、?出口、見つけられないよーーー。。。

夜鬼『塔子っ!!!』

その時、知っている気配を背後から感じたーーー

漆黒のマントを翻し、颯爽と現れる王子様みたいな人ーーー

鋭く綺麗な目をしたその人は

ーーーはじめて、私の名を呼んだーーー

...私を見て、少し困った顔をしている様な感じがした、、、

ーーーうそっ!?何でここに!?

塔子「ーーー夜鬼?」