夜鬼『じゃあ、お前の全部をーーー俺が貰うよ』

そう言って夜鬼は、私の唇を優しく奪ったーーー
夜鬼『やり過ぎてたらーーー言って』
凄くドキドキして…緊張もあってか、呼吸が上手に出来ない感じがする…
夜鬼の銀色の瞳が、紅く、煌々と輝く

塔子「綺麗...」
夜鬼『ーーー吸血、性的衝動で、こうなる...怖く、ないか?』
塔子「凄く綺麗ーーー宝石みたい」

初めてのキスは触れる程度の軽いキス、暖かくて柔らかくて、彼のいい匂いがして、脳がクラクラしそうだった

頬を伝って夜鬼は首筋にも、キスをいくつも落とす

くすぐったいけど、何だか不思議な感じ

塔子「ーーーっ」

深いキスは、脳がとろけそうになった

堕ちる、堕ちていく
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜

ーーー月明かりが柔らかく照らすーーー

一糸纏わぬ姿ーーー暗いけど、恥ずかしいから、シーツを引っ張って隠そうとしても、夜鬼はその手を阻んだ
夜鬼『...塔子、綺麗だよ、もっと、ちゃんと見せて』
いつもはそんな事言わないのに、真剣な表情でなんだか凄く甘い...恥ずかしいけど、逆らえない
塔子「あ...だめだよ、そんなとこ」
夜鬼『美味いよ...』
真っ暗になれば、手探りで彼は私のあらゆる所を、撫でて、舐めて

彼のそれが、私に入ってくる、、、

塔子「…っ夜鬼、痛いっ」
夜鬼『悪い、ちょっと気持ちが焦ったーーーダメだな』


塔子「…いいよ、来て」

優しく甘く加減をしてくれる
一つになるーーー


初めは痛くって、辛かったのにーーーそれは快感に変わりーーー

何度も確かめるみたいに、私達はお互いの名前を呼び合ってーーー

お互いの温度を一晩中、確かめ合い求めあった

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