こういう事はちょくちょくあるから、痛みには他の人より少し慣れてて。。。

怪我してたのを、忘れてた。。。

珠子『で…!あなたはまたこっそり、行ったのね?塔子ちゃんのバイト先に?』

義雄《...行って何が悪い!?娘に何かあってからじゃおせーんだよっ!?》

やっぱり来てたんだ…


でも、どうして、お父さんの存在に気付かなかったんだろう???
あのリーゼントで気づかないって、どんだけ私テンパってたんだ…?
チラッと父の頭に目をやったら、今日もビンビンだったーーー

義雄《塔子ちゃん!金の事は何も気にしなくていいんだぜ!!!
バイトなんて、とっとと辞めちまえっ!!!
可愛い塔子ちゃんに、、、変な虫なんてついてみろ!!ーーーあぁ、塔子ちゃんが…!!俺のーーー塔子ちゃんがーーー!!!》


このように、父はとっても過保護だ…


珠子『あなた、今日は確か、さっきまでお仕事だったんでしょ???』

悶絶して何か大きな妄想と戦っている父を少し離れた所から、ハンターの様な目でキラリと睨む母ーーー


義雄《ギクリッ!?》
ギクリッって、口に出る人初めてみた...


珠子『なのに、どーしてお昼にファミレスに?お弁当だってちゃんと渡したでしょ!?』


勢いよくまくし立てる母


義雄《…弁当はちゃんとファミレスで食ったし、、、
仕事は午前中までで…その…っちょっと、あれで、あれだから………さぼ…(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!》


さぼ、まで言いかけた瞬間、普段糸目のように微笑んでいる母の目がうっすら開かれたーーー