涙ながらに謝る僧正坊の背中に、そっとエンドラが寄り添う

エンドラ『彼等は、私達が、友で有るのを知らなかったのね。。。私からすれば、旧友の息子である彼等もまた我が子同然、、、恨みに思う事は何もありません。。。どうか、貴方も、それ以上自分を責めないでーーー私の子は、そこに居る塔子が救ってくれましたからーーー』

僧正坊『...そうか...、死人が出やんでホンマに良かった。。。すまん、すまんーーーありがとうのぉ』

塔子「いえ、私は、、、何も。。。」

エンドラ『私はーーー今暫く、この地で眠りにつこうと思いますーーー
塔子、私からも心より、感謝を、、、ありがとうございました。。。貴女がいなければ、私は我が子を諦めていた事でしょうーーー』

泉の中に歩を進めた彼女は、私に上品にお辞儀をするーーー少しずつ、遠く、遠く、、、エンドラの姿が、小さくなっていくーーー

塔子「エンドラーーー!!!
私、貴女のお腹の中でちっちゃな、赤ちゃんドラゴンと会ったのー!!!!
50年後、またエンドラと、生まれた元気な赤ちゃんと、ここで、会えたらいいわねっ!!
私が生きてたらだけどーーーー!!!元気でねーーー!!!」


エンドラ『ーーーありがとうーーー』

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少女『エンドラ?貴女エンドラってゆうのね???
本当に、綺麗ねーーー
私とお友達になって!』

深い微睡みの中で、懐かしいあの子の、夢を見たーーー