それから何日か経った昼休みの事

『高坂さん』

… この声は …

「… 先生 」

私の目の前にいたのは

白衣を纏ったそれはそれは格好良い先生でした

『 … 今日放課後 、理科準備室に来いよ?』

「っ!? 」

先生は私の耳元でそう呟くと

にやにやと笑って去っていた先生を

ぼーっと見つめていると

「ちょ 、!? 寧々!?」

「 … 玲菜 」

そこに居たのは私の親友だった

「今の何!?」

「 知らないよ …」

そんなことこっちが知りたいよ …

「先生は色んな生徒に手を出してるんだから気をつけなきゃダメだよ!?」

… そんなの知ってる 。

ここ数日間で理科準備室に

呼ばれた生徒は数しれず

そこで何が行われてるかは

呼ばれた生徒を見れば分かってしまう

「 先生にー…… してもらったんだぁ」

なんて言ってるもん 。

でもわかってるけど

あの日から先生の事が気になって仕方ないんだ 。