暫く私は雄大の腕の中で泣いていた

泣き止んだ頃に雄大が家まで送るって

言ってくれたからお言葉に甘えさせてもらった

その帰り道にさっきあったことを全部話した

「 そっか、でも寧々は気にすることないと思うぞ。」

そう言いながら頭を撫でてくれる雄大は

本当に昔から何も変わってなくて

とても安心した 。

「 今日はもうゆっくり休めよ 、おやすみ」

雄大そう言うと私が家に入るのを見届けて

帰っていった 。