子犬先生は腹黒系

『雄大〜 …』

「うお 、寧々 、」

雄大の教室に着いて早々タックルみたいな形で
雄大の胸に飛び込んだ 。

雄大の教室に行くだけでこんなに疲れるなんて

私も年か 。

「体調大丈夫なのか?」

私を体から剥がして雄大が心配そうに聞く

『んー … 多分 ?』

「なんだよ多分て 」

そう言いながら笑って頭を撫でてくれる雄大は

昔と全然変わってない 。

変わったのは身長ぐらいじゃないかな

「そういえば 、先生にあったんだろ?」

『あー 、その事について今は触れないで』

今は思い出しただけで疲れる

「よし、今日帰りに何か食べに行くか?奢りで 。」

『それ乗った 。玲菜も誘う』

なんて会話をしてると私の携帯の通知が鳴った