子犬先生は腹黒系

「すげぇ心配した … 」

そう言いながら私の存在を

確かめるかのように抱きしめて

離してくれない先生 。

『 あの 、先生 …? 』

「 あっ 、悪かった 」

そう言いつつ先生は

心配そうな顔をしていた 。

『先生 … 大丈夫ですよ? 』

そう言って先生を抱きしめていた

先生は一瞬驚いたような表情を見せてから

安心したような顔に変わり

私の腕の中で暫く大人しくしていた