それから何週間か

先生と喋らない日が続いた

幸い授業であてられることもなく

このままずっと喋ることはないんだろう

そう思っていた _______

あの日が来るまでは 。

「 ー …っ 」

『 んー … 』

「 ねーねっ !!! 」

『 あ 、玲菜おはよー … 』

「どしたの?授業中に居眠りなんて珍しいね 」

『ちょっと朝からしんどくて … 』

「 えっ!?!? 早く保健室行ってきなよ!!?」

『 うん 、そうする … 』

そう玲菜に告げて

ふらふらの足取りで保健室に行くと