「え、何を?」
好奇心をそそられて思わず聞き返すと、圭祐は辺りを見回して誰もいないのを確認してから声のトーンを落として言った。
「俺と咲雪は、本当は血が繋がっていないんだ。全くの他人なんだよ」
「はあ!?」
俺はいきなり前触れ無く投下された圭祐の爆弾発言に一瞬理解ができなかった。
「マジ!?」
って言うか、その前の話とどう繋がるんだよ、ソレ?
圭祐が寂しそうに続ける。
「本当なんだ。咲雪の両親は咲雪が生まれてすぐに死んで、引き取り手のなかったあいつはうちに引き取られたんだ」
なんでそんな話を今になってわざわざするかな。
俺には直接関係ないことだし、黙っていればわからなかったことだ。
それをわざわざ俺に話す理由はなんだろう。
「なんで、そんな咲雪も知らないヘビーなことを俺に話すんだよ?」


