「え……圭祐先輩と央子ネエってやっぱり付き合ってるんだ」
心なしか元気のない茉優の声。
しかし、あたしはその内容に驚いていた。
「ええー!?お兄ちゃんと央子ネエって付き合ってるの!?
うっそー‼いつから!?」
びっくりして聞くと、央子ネエは真っ赤な顔をしてうつむいてしまった。
なんだか可愛い。てゆーか、すごく嬉しい。
「じゃあさじゃあさ、お兄ちゃんと央子ネエが結婚したら、央子ネエは本当にあたしのお姉さんになるんだ!」
あたしが興奮して言うと央子ネエはますます真っ赤になり、お兄ちゃんも照れたのかわざと乱暴に鍵盤を叩いた。
「ええい、やかましい!結婚なんてまだ早いだろ‼
それより聴くのか?聴かないのか!?」
「あ、聴きます。聴かせて下さい!
是非ともお願いします」
「よし、そこまで言うのなら聴かせてやってもいい。ありがたく思えよ」


