付き添いの俺達の間に緊張が走る。 いよいよだ。 俺は咲雪の耳元で囁いた。 「咲雪、俺がついてるからな!無理すんなよ」 咲雪がしっかりと頷く。 俺は咲雪の手をもう一度しっかりと握り締めてから離した。 圭祐も央子も茉優ちゃんも親父さんもお袋さんも、みんな一言ずつ咲雪に激励の言葉を送る。 そして、咲雪を乗せたストレッチャーは浜木さんに押されて放射線照射室に入って行った。 .