未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。


あたしは、央子ネエが本当に自分のお姉さんであるような錯覚を覚えた。

しかし、あたしは一つ気になっていることがある。



「ねえ央子ネエ、一つだけ教えて」


「なあに?」


「……央子ネエって妹がいたんでしょ。
あたしに、こんなに優しくしてくれるのは妹さんにあたしが似てるから?」



あたしがそう言った瞬間、央子ネエの顔から表情がスッと消えた。


もしかしたら、怒っちゃったかな。



不安になったが、あたしはこのことが頭から離れなかった。


あたしは、央子ネエにとってあくまで妹の代わりでしかないのだろうか?

それならそれでもいいけど、真実が知りたいんだ。 



「圭祐君から聞いたのね?」


それは、質問というより確認のためらしい。


あたしが頷くと、央子ネエはふうっと大きなため息をついて前髪をかき上げる。

そして、遠い目をして話し始めた。