未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。


あたしが心に引っ掛かっていたその事を央子ネエに尋ねると、央子ネエは即答せずに少し考えてから言った。



「……咲雪はそのことどう思う?」


「……わからない」


あたしには正直自信が無かった。
すると仁美ネエは小さくため息をつく。



「本当に誰かのことが好きになるとね、外見なんかどうでも良くなるのよ。
初めは外見に惹かれたとしても、それだけじゃ気持ちは長くは続かない。だんだんとその人のことを深く知っていって、その人の良い所、悪い所を知って、それでもその人のことが好きなら……外見に何か問題があっても、そんなことは大して重要じゃなくなるの。

咲雪は、もし悠聖君が事故にあって顔にひどい傷を負ったとしたら、それだけで悠聖君のこと嫌いになる?」



あたしは首を横に振った。

そんなわけない。その程度で悠聖のことを嫌いになんてなれるはずが無い。