未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。


「それは結果論だからよ。

……あたしは、圭祐君達の取った行動が間違ってるとは思わない。だって圭祐君と咲雪ちゃんが隠してたのは、悠聖君のことを思ってのことだったんだから。
悠聖君が怒ったのだって隠されてたってことだけで、圭祐君達の気持ちはすごく嬉しかったと思うよ。

あたしは、咲雪ちゃんと直接は会ったことないけどさ、彼女がすごく優しい子だってことはわかる。
確かに嘘はついたけど、自分より相手のことを考えた優しい嘘だもの。そんな嘘が間違ってるとはあたしは思わない」



央子の言葉は優しく俺の心に染み込んでいくようで、かなり慰められた。


「ありがとう、央子。なんかちょっと浮上した」


俺がそう言うと、央子は微笑んで言った。



「さ、頑張ってビラを配って病院に行きましょ。悠聖君の言葉じゃないけど、みんなでやればすぐ終わるわよ。
それに、もしかしたらあたしの骨髄が咲雪ちゃんに移植できるかもしれないじゃない?」