未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。



昼休み、

俺は屋上で今まで起こったことの全てを央子に打ち明けた。



央子はパンを食べながら黙って聞いていたが、全て聞き終わった後でこう言った。



「ちょっと、気になることがあるんだけど、その咲雪ちゃんから悠聖君あてに届いた最後のメール、見せてくれる?」


「ああ、別にいいけど」



俺は見るとまた辛くなるから、メールの内容は見ずにメールを開いた状態のスマホを央子に渡した。


央子はそれを見ながら首をひねる。



「圭祐君はさ、咲雪ちゃんが自分の可能性を試す為に外国に留学したって言ったんだよね?」


「ああ。正確には弟子入り修行ってことらしいけどな」


央子はそれを聞いて首を傾げる。



「うーん。なんかその辺が引っかかるんだよねー。悠聖君から聞いた咲雪ちゃんのイメージと違うんだよね、何にも言わずにいきなり自分の夢を追いかけて外国に行くっていうのがさ」