未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。


「圭祐が悪いんだよ。そのせいで大喧嘩したんだ。あいつの方から謝ってくるまで、俺はあいつとは口をきかないと決めたんだ」


央子が呆れたようにため息をつく。



「まるで子供の喧嘩ね」


「うるさいな、ほっといてくれよ。

第一、俺と圭祐の問題なんだから央子は関係ないだろ!好奇心でいちいち首突っ込むなよ」



俺がそう言った途端、央子の顔色が変わった。

彼女はムカッの三文字を露骨に背中に背負って俺を睨みつける。



「好奇心!?ふーん、あっそ。友達のことを心配するのがそんなにいけないことなの?

もういいよ、悠聖君って、そんな風な考え方をする人なんだ。じゃあ好きにしなよ!
一人でいつまでもいじけてれば!?じゃあね」


央子はそう言い捨てて俺に背を向ける。


俺はしまったと後悔したが、何故か央子を呼び止めることが出来ず。

央子はそのまま出て行ってしまった。