しかも、ヨリを戻したいなんて、ずうずうしいってもんじゃないよね。 あたしなんか、もう悠聖に愛される資格なんてない。 あたしは、悠聖のことをあきらめようって決意した。 こぼれたミルクは二度とコップには戻らない。 枕に突っ伏して、声が外に漏れないようにしながら思い切り泣いた。 枕がびしょぬれになり涙も枯れてしまうまで泣き続けた。 .