その時


___キキィーーーー!!!



後ろから聞こえてくる大型トラックのブレーキ音。


ひかれるっ...


そう思った時には遅かった。


__バンッ


その音と共に宙に舞い上がるあたし。


「カナ!!!!!!」


最後に聞いた言葉は愛しい人の声だった



どんどん薄れていく意識。


『ゆ......と...』


そういって、意識が飛んだ