「カナ、保健室ついたよっ!先入ってて!じゃあちょっと、優人くんよんでくるね?」
そういって、優人を呼びに行こうとした凛。
『あ!まって!!!』
そんな凛を、呼び止めたあたし。
「なに??」
『大丈夫、メールするからっ!それに、凛も、泣いた後だし...ね?』
ほんとは、凛に、優人をよびに行かせるのが嫌なだけだっただけ。
こんなちょっとした事なのに、嫌って思うあたしって重たいのかなぁ...
「そっか...、じゃあ、はいろう。」
『うん、ありがとうね、凛』
そういって、ドアを開けてくれた凛。
__ガラガラッ
「せんせ!カナが...」
そういうと、パソコンを触っていた手を止めてあたしのところまで来た。
「あら、カナちゃん、さっきぶりじゃない」
呑気に言うせんせい。
「それより、せんせい!カナの背中見てください」
真剣にいう凛
凛...ありがと
そういわれたせんせいは、あたしの服を少しまくり上げて背中を見たせんせい。
「あらやだ!赤くなってるし、少しあおじんでるところあるわね...この怪我どうしたの?」
そう尋ねてくる、せんせい。
「凛がカナを...『あたしが、階段踏み外して落ちちゃって...』カナ!」
わざと、凛の言葉にかぶって言ったあたし。
『凛が、悪いだけじゃないでしょ?』
そういって、言い聞かせるあたし。
「とりあえず、湿布はって、安静にするしかないね...打撲だしね...」
いすに寝転がってと言われたので速やかに寝転がったあたし。
あ...優人に、メールしなきゃ。
そういって、手を伸ばしてカバンからケータイを取り出した。
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To.優人
保健室に来て
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送信っと...
ふぅ......つかれた...
『うぎゃっ!!』
いきなり、背中に感じた冷たい感触。
『せんせい、湿布はるなら貼るって言ってよ...』
「あら、それはごめんごめん」
そういって、また貼り始めたせんせい
何枚はるの...
「よし、とりあえず、こんぐらいでいっか。」
そういって、ポンッと背中を叩くせんせい。

