「遠山さん目さめたのね!」
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「うん、体調には問題なさそうだね、
でも1ヶ月も眠ってる状態だったから体力が
落ちてるだろうし、ゆっくり体力戻していってね」
『はい、ありがとうございます』
そういって、医師たちは出ていった。
「2日後に退院だってよ、よかったな」
『うん、久々にみんなに会えるな』
そういって、はにかむように笑うカナ。
どんな姿でも愛おしく見える。
「カナ...」
『ん?』
俺の方を向いたと同時に俺はカナの口にキスをした。
触れるだけの軽いキス。
『んなっ...!』
顔を真っ赤にして口をぱくぱく開いてるカナ。
「ひさびさ」