明日、恋という名の魔法にかかる


後ろにいた、翔くんが先に教室に入って


しまった。


「ラブラブ夫婦喧嘩は外でやった方がいいと思うよ、おふたりさん。」


永茉ちゃんも、翔くんに続いて教室に入って


しまった。


「もーいい。諦めた。入れば?」


なっ!!!!!!


こういう人のことを、俺様って言うんだよね、


きっと。


「じゃあ、先に入らせてもらいまーす」


わたしは、蓮にあっかんべーをして教室の中に


入った。


「今日のお前、可愛すぎて誰にも見せたくねぇんだよ...」


蓮が、そう呟いているのも知らずに。