一発逆転

「じゃあ今度は俺の番な。
何か聞きたいことある?」


「アーセナルって一体何者なの?」


「何者って、、おっちゃん?」


ヘラヘラ笑う表情を見る限り嘘なんだろうな。


「真面目に答えてよっ」


「…まあ約束だからな。」


うわ、いざ聞けるとなると妙に緊張する。


「俺は一応この国の王子ってやつ」


「…は?」


ええーっ、王子⁉︎
嘘でしょ?ないないっ!


「あ、今 ありえないって思っただろ」


「そりゃそうでしょ!こんなに言葉遣いキツいのに!」


「一言多いわ!」


ピシッとデコピンくらった。


「てか、ここにいていいの?」


「いいの、いいの。俺が好きでここにいるんだから。それに、帰るのめんどくさいし。」


めんどくさいって言ったぞ、この人。


「もしかして泊まってくの?」


「そのつもりー。お休みー」


そう言って私の部屋へフラフラ歩いて行った。


え、一緒に寝るの⁈


私なんかが王子様と一緒に寝ていいのか?