一発逆転

ー 次の日 ー


トントンって昨日より少し早い時間に扉が鳴った。


あ、来たみたい


ノックの音がするとそれと同時に私の心臓も騒がしく動き出す。


「アーセナル!入って!」


グイグイと手を引っ張って家の中に入れた。


どんだけ好きなんだよ。リョウがプチライバルか?


「リョウー、アーセナルにお願いしますはー?」


「あ、そうだった!お願いしますっ」


「おう、任しとけ」


そう言ってグリグリ頭を撫でた。


ここから見たら親戚のおっちゃん。


きゃっきゃ楽しそうな声を聞きながら夕飯の支度。


なんだかいつもより1.5倍くらいおいしくできそう